鼻づまりの予防と対策
一生懸命におっぱいを飲む赤ちゃんを見ていると、幸せな気分になります。しかし鼻づまりが起こると、そんな幸せな時間も一変し、息苦しそうな様子に慌ててしまうママもいることでしょう。そんなときに役立つ、鼻づまりの予防と対策をまとめました。
鼻づまりの原因
風邪、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などが考えられます。病気によるもの以外で考えられるのは、母乳の逆流です。まだおすわりしたり歩いたりできない赤ちゃんは、一日のほとんどを横になって過ごしています。げっぷがなかなか出ないことも多く、飲んだ母乳が横になっている間に逆流して鼻まで上がってきているということも、原因の一つとして考えられます。
予防法
①頭を高くして寝かせてあげる
頭を高くして、なだらかな傾斜ができるように寝かせてあげます。そうすると、鼻の通りがよくなりつまりにくくなります。また、母乳も逆流しにくいです。
②室内を加湿する
赤ちゃんに最適な湿度は夏場も冬場も40~60%です。空気が乾燥していると、ほこりやウィルスの影響で鼻づまりをおこしやすくなします。加湿器や濡れタオルを干すなど、湿度の調節をしてあげましょう。
鼻づまりが起こってしまたら
①鼻水吸引器を使う
電動、スポイトタイプ、大人が吸引するものなど種類も価格も様々です。一つ準備しておくと、急な鼻づまりのときも安心です。
②母乳を鼻に垂らす
水などを入れてしまうとしみてしまい、赤ちゃんにとって不快なので、母乳を鼻にスポイトなどで1~2滴垂らしてあげます。鼻がムズムズして、くしゃみが出るのと一緒に鼻が通ったり、母乳自体に免疫成分などが含まれているため鼻づまりに効果があります。
③直接鼻を口で吸う
片方の鼻を押さえ、口で吸う方法です。しかし、鼻水や鼻くそにウィルスが含まれている可能性があり、風邪がうつる可能性も考えられます。
④病院で吸引してもらう
症状や全身状態もみてもらえるので、一番確実で安心な方法です。しかし規模の小さな病院は吸引をしてくれないこともあるようなので、事前に電話で確認しておく方が良いです。
参考
赤ちゃんの鼻づまり解消法!原因と病院受診のタイミング マーミー
鼻づまりで赤ちゃんが寝れない!鼻づまり解消で今日からぐっすり! ママちゃんナーサリー~「おかえりなさい」と「いってらっしゃい」でココロが通う~
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